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iTeroのアウトカムシミュレーション

今回は、「アウトカムシミレーションは矯正治療結果を簡易的に作る事ができる」という内容です。

 

 

iTero elementのリリース以降、口腔内スキャナを完備している矯正歯科医院は非常に増えました。口腔内スキャナは矯正装置の作成だけでなく、今までの精密検査時の印象という歯型の記録もなくなっていこうとしています。

 

 

 

 

今まで検査時の模型は、、歯の部分を分解してセットアップ模型というものを作成する事もありました。これは、歯の形や数などが特異的な場合の矯正治療に、「どのように歯を動かせば上手く咬合するか」歯科医師が治療計画を立てる事に使用されていました。また、「どんな歯並びの仕上がりになるか」を、患者さんにシミュレーションを説明するためにも使用されていました。

 

 

セットアップ模型の作成には大変時間がかかります。歯型から模型を作った後、咬合器という器械に上下それぞれの歯並びを設置し、1つ1つ模型から歯を切り出します。この歯を歯茎に見立てたワックスの上で計測しながら、細かく動かすのです。ざっと1週間くらい作成に期間を要します。このセットアップの作成は、マウスピース矯正インビザラインや裏側矯正の装置を作成するのには必須になります。

 

 

これがデジタル矯正の進歩により、コンピュータセットアップに置き換わってきました。マウスピース型矯正【インビザライン】の場合はクリンチェックというソフトを利用します。ですが、これもエンジニアとのやり取りがありますので、実際データの作成まで1週間はかかってしまいます。やはり「今すぐシミュレーションを見たい」という要望はあります。この要望に答えてくれるのがアウトカムシミュレーションです。

 

※スキャンデータから自動的に個別に歯の位置を認識してセットアップを作ります。

 

 

※微調整を行いセットアップデータの完成です。操作時間わずか5分。

 

 

 

その場で簡易シミュレーション

iTero elementでは、アウトカムシミレーションといって、カメラ撮影の後5〜10分で矯正治療後の歯並びのシミュレーションを作る事が可能になってます。アウトカムシミュレーションは、クリンチェックとは違い、レントゲンデータなどは参考にしていないため現実的ではない歯の動きがある事と、歯が動く経過は見る事ができません。また、抜歯矯正治療後どれくらい前歯が引っ込むか、お顔のイメージの変化なども表現する事もできません。これらは精密検査後に計画を立てる事になります。

 

 

つまりアウトカムシミュレーションは簡易クリンチェックという感じになります。それでも初診時に患者さんから、「ある程度矯正治療のイメージがつく」と好評です。

 

 

初診時に作成希望がありましたら、¥5000(税別)で承っております。また、この現状と予測の立体データはメールにて納品させていただく事が可能です。

 

 

▶︎iTeroで作成するインビザラインとは

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