全体矯正治療の治療期間は難易度によって異なりますが一般的治療期間は2年になります。抜歯を併用した矯正治療や、難易度が高い矯正治療は2年6か月ほど治療期間を要します。

 通院頻度は、ワイヤー型矯正装置の場合は月1回、マウスピース型矯正装置の場合は平均2〜3か月に1回になります。また、通常の処置以外にも矯正装置の故障に対する応急処置で来院をお願いする事もあります。応急処置の回数も含めて治療期間を2年で計算すると通院回数はおおよそ以下になります。

・ワイヤー型矯正治療 25回程度
・マウスピース型矯正治療 11回程度

 矯正治療の終了後の保定(メンテナンス)に関しては、2年間を設定しております。保定の通院回数は5回程度になります。

1. 無料相談(45〜60分)

 

 歯列矯正治療をお考えの方は、まずは無料のカウンセリングを受けていただきます。簡単に口の中の写真を撮影し、歯列矯正治療の適切な開始時期、使用可能な矯正装置・おおよその治療方法、治療期間及び定額制の費用の概略についてご説明いたします。未成年の方は、必ず保護者の方とご来院ください。

初診相談については…

2. 精密検査(30分)

 

 歯列の型取りやオーラルスキャナーによる口腔内データ取得、お顔やお口の中の写真、矯正の規格レントゲン写真などの検査を行います。検査当日は治療の説明はございません。虫歯や歯周病リスクを 調べるための唾液検査も行います。

 口腔内スキャナーとは…
セファロ撮影については…

3. 診断(30分)

 

 精密検査から約1週間後以降でご予約をお取りします。資料を分析した結果から、患者様にあった治療計画の詳細をご説明いたします。また、治療開始時期や治療方法の選択ができる場合は、患者さんに検討していただきます。検査結果はしっかりと書面でお渡して、治療契約も行います。

 診断については…

4. 治療開始・装置装着(30分〜60分)

 

 矯正装置の種類によっては準備と時間が必要な場合もあります。また抜歯を併用しなくてはなら ない患者様には提携先の歯科医院での抜歯を進めていただきます。新しい矯正装置が装着された後は、必ず注意事項や使用方法の説明を行います。ワイヤー型矯正治療は、ここから平日の通院が必要になります。

治療方法については…

5. 毎回の調整(15分〜45分)

 

 通常は4〜8週間に1回のペースで通院が必要となります。治療期間は全体矯正の場合は2年程度になります。治療装置の種類によって、通院頻度は異なります。1年ごとに経過検査を行い、患者様への経過報告にて治療進度の確認をいたします。また、毎回の来院時にはできるだけお口の中のクリーニングも行い、必要に応じて歯ブラシ指導や口腔筋機能療法なども行います。
※当日の治療内容が多い場合、クリーニングは行いません。

6. 治療終了(90〜120分)

 

 長かった矯正治療もいよいよ終了です。矯正装置の撤去に関しましてはお時間の関係上平日に行います。ただし、矯正装置外して後そのままでは歯列は少しづつ 後戻りをし始めます。動かした歯を支える骨や歯周組織が安定するまではリテーナーを装着します。その後のメンテナンスの通院間隔は2~6ヶ月に1回程度です。

リテーナーについて…