こんにちは。まきの歯列矯正クリニック(千葉県)院長の牧野です。

千葉県の公立高校の入試も後期の2/29で終了です。高校受験生の皆様・保護者様お疲れ様でした。最近は中高一貫教育が私立だけでなく公立までも本当に増えましたよね。受験を高校で行うか、それとも中学で行うかは、保護者の方にとっては迷うところです。

 

中学受験は小学校時代から勉強しますから、高校受験より保護者様が大変です。でも、一度入ってしまえば、6年間は自分のペースで学生生活を送れます。それに対して、高校受験は本人のがんばりと潜在能力がモノをいう感じでもあります。

受験・矯正治療・開始時期

結局、環境とモチベーション次第といったところなんだと思います。(ちなみに私はモチベーションもなく無駄に中学、高校と2段階受験して疲れました・・・)矯正治療も小学生からスタートして1期・2期と2段階でいくか、それとも永久歯が生えそろう中学生くらいからスタートして本格矯正のみでいくかは考えるところです。

 

1期治療のみで終了というのはあるのか?

2段階で矯正治療を行う前のよくある質問として、「小児矯正でどこまで治るのか?」というのがあります。私はいつも「平均70点」とお話しをします。あくまで1期治療終了というのは途中経過です。通常は本格矯正を行う事を勧めます。

 

とはいっても、現実は約50%の方は1期治療のみで終了します。そのパターンは以下です。

①様々な理由で通院できなくなった。

②ワイヤー矯正のモチベーションがない。

③2段階目の費用の問題

④ある程度1期治療だけで歯並びがよくなってしまった。

 

この中で患者さんが気になるのは④はどのような歯並びのタイプかという事です。実はこれは初診時の時点である程度は予想ができます。それは以下です。

 

・歯が小さく前歯のスペース不足が軽度の症例

・スペース不足がない出っ歯症例

・遺伝性の要因がない受け口症例

 

わかりやすい基準としては歯が大きいケースはほぼ2段階目の本格矯正が必要という事です。そのような場合は、あえて1期を行わず永久歯列が完成するまでウェイティングをます。その後、小臼歯抜歯を併用した矯正治療からスタートというのも患者さんの時間的負担が少なくて良い場合があります。

 

また、相談時期というのも関係しています。小学生高学年で下の犬歯が生えてくる混合歯列期後期という状態の場合は、本格矯正を前提で治療を始めます。この年齢は個人差がありますので小3の子が本格矯正で、小4の子が準備矯正という事もあります。

 

いずれにしろ一度、矯正専門クリニックで症状を確認し相談を受ける事が望ましいと思います。

 

⇨矯正治療を始める時期は?