ワイヤーがついていてもフロスは通せます!
今回は、「ワイヤー矯正治療中も糸ようじ(フロス)は工夫をすれば使えます」という内容です。
帰宅後の毎晩の子供たちの歯ブラシは私の役目です。いつも必ず、デンタルフロス(糸ようじ)を通します。スティックタイプでスパスパと30秒ほど。子供も嫌がりませんし、「忘れていると気持ち悪いからやってくれ」とアピールしてきます。
自論ですが、毎日デンタルフロスさえ行なって入れば、子供の虫歯はおおよそ防げると考えます。フッ素塗布よりもこちらの方が大切です。知人の小児歯科専門の先生もそう言っています。でも、この日本ではデンタルフロスは残念ながら、まだまだ普及率が低いんですよね。保健センターに2歳6か月歯科検診に行くと隣で歯科衛生士の方がいつもデンタルフロスの使い方を指導しています。
この大事な大事なフロス、ワイヤー矯正治療を始めると通せなくなってしまいます。月1回の診療日にワイヤーを外してもらった時だけ通していても、歯石がついたり歯茎が腫れてきますので、なんとかしたい所です。
フロス通して下さい!
実は、ちょっと工夫すればフロスを通す事ができるのです。自分も矯正治療がついていた頃はこうしていました。コツはワックスがついた糸巻きタイプを使って、鏡を見ながらワイヤーの下をくぐらす事です。一見、面倒ですが慣れたら簡単です。スパっと入ると、とっても気持ちいいです。
ワイヤー矯正治療を行なっている方は是非行なって下さい。裁縫よりは簡単ですよ(笑)奥歯や前歯の裏側矯正などの場合は、ブラケット装置が歯茎ギリギリについている事が多いですから、この場合は普通に上から通せる事が多いです。わからない方はていねいにお教えします。
また、フロススレッダーという商品もあります。フロスの先が硬くて、簡単にワイヤーの下へフロスを通す事できます。ECサイトなどで販売していますので普通のフロスが難しい場合はご購入を検討してみても良いかもしれません。