こんにちは。まきの歯列矯正クリニック(千葉県)院長の牧野です。

 

私が学生のころは、勉強する時は常にガムを噛んでいましたが、最近ではガムを噛む人は大分減ってきているようですね。「ガムを噛み続けるのが面倒くさい」という理由のようです。

 

この話を聞くと、本当に現代では柔らかく食べやすいものが増え、「よく噛む」という動作が減ってきたのだなと思います。「口の中で溶ける」みたいなお菓子の方が好まれているようです。

 

でも、ガムを噛む事にはメリットもたくさんあります。まずは、キシリトールが含まれており、ある程度虫歯予防にもなります。キシリトールは虫歯菌であるミュータンス菌の活動を抑えてくれるだけでなく、唾液を増やし歯の再石灰化も促してくれます。

 

さらに噛む時に工夫する事で、2つの利点があります。せっかくなのでガムを「噛み方のトレーニング」のために利用してみてはいがでしょうか?

ガムを噛む 口腔筋機能トレーニング

 

 ガムを噛んでトレーニング

それではその2つのトレーニングを説明します。

 

①ガムを噛んで口呼吸予防

口呼吸は歯並びだけでなく全身の健康まで悪影響を及ぼしています。今お子さんの半分以上は口呼吸です。ガムを噛むと時はしっかりお口を閉じて鼻で呼吸しましょう。味がなくなるまでの5分でも鼻呼吸の良い練習です。

 

「くちゃくちゃ」音を立てるのは口呼吸傾向ですこれは呼吸的にも・マナー的にもNGです。

 

②ガムを噛む事で片噛み予防

ヒトは利き手の方が食事がしやすいです。これが行き過ぎると片咀嚼といって、顎の発達が左右で異なってきます。左右のバランスというのは健康に大切です。いつも噛んでいない方で噛みましょう。

 

調査ではヒトの顎は左に曲がっている事が多いようです。そうすると上下の歯の正中線がズレてきます。実際、私は右利きの人間が多いから、右の方が強く発達したのでは?というのも、下アゴが左にズレている原因の一つと思っています。

 

ガムは、自分の噛み方を確認する良い道具でもあります。是非チェックしてみて下さい。

 

ちなみにワイヤーの矯正治療中はガムは控えましょう。ワイヤーにまとわりついて大変な事になります。

 

⇨ガムトレーニングはMFTの一つとしても行います。