先天性欠如・埋伏歯・一般歯科治療を併用したケースなどを紹介します。一般的な矯正治療より複雑になり、治療期間も長くなる傾向にあります。

高校生女子・先天性欠如歯・矮小歯・マウスピース型矯正

矮小歯・先天性欠如歯

<症例概要>
主訴:八重歯
年齢・性別:16歳男子
住まい:千葉県八千代市
症状:左上2番先天性欠如・左上乳犬歯晩期残存・右上2番矮小歯・叢生
治療方針:左上臼歯部前方移動・ストリッピング
治療装置:白い表側側矯正装置(InVu)・マウスピース型矯正装置
固定源:アンカスクリュー(左上奥歯)
抜歯:左上乳犬歯
治療期間:2年6か月
リテーナー:上下プクリアタイプ+下フィックスタイプ
治療費用:820,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮
その他の副作用とリスクについて▶︎

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左上の側切歯が欠如しているケースです。左側を変則的に犬歯をそのまま前歯に配列しました。矮小歯である右側の2番目の歯も、提携の歯科医院でダイレクトボンディングをしていただき、不自然な感じはなくなりました。また、長くは持たない乳歯は抜歯し、その隙間は全て奥歯を前方に移動させています。これにより将来的に乳歯を失った場合に、インプラント治療などを受ける必要がなくなりました。

最初は歯根を動かしやすいワイヤー型装置を使用し、その後に隙間を閉じやすいマウスピース型装置に変更しました。

小学生高学年男子・先天性欠如歯・2段階治療・表側装置・抜歯

<症例概要>
主訴:左下永久歯がない
年齢・性別:11歳男子
住まい:千葉県船橋市
症状:左下5番先天性欠如・過蓋咬合
治療方針:上顎後方移動・抜歯空隙閉鎖(中等度の固定)
1期治療装置:ヘッドギア
2期治療装置:白い表側側矯正装置(クリアティ)・圧下アーチ
抜歯:上第一小臼歯・右下第二小臼歯・左下第二乳臼歯
準備矯正治療期間:6か月
本格矯正治療期間:2年7か月
リテーナー:上プレートタイプ+下フィックスタイプ
治療費用:780,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮
その他の副作用とリスクについて▶︎

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レントゲンで左下乳歯の下に永久歯の種がなかったケースです。先天性欠如歯がある場合は非常に治療計画は難しくなります。乳歯を温存しておく計画もありますが、永久歯と異なり根も短く20代以降に必ず失ってしまいます。その際は、インプラントなどの欠損補綴を計画しなくてはならなくなります。乳歯を抜歯する計画の場合は、歯列上下左右対称にするために、その他の小臼歯の抜歯が必要になってしまいます。さらに、下の5番目の歯が欠損の場合は、上の乳歯の大きさが大きく、その後のスペースを閉じる事には長期の期間を要してしまいます。

以上の説明をした上で小児用矯正装置バイオネーターを使用しながら、治療方針を検討し、欠損歯喪失による将来的な治療頻度のリスクを避けるために抜歯方針にて矯正治療を

いました。小学生という事で歯の動きは良い方でしたが、それでも長期の期間を要しました。

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