叢生症例集・矯正治療例

「でこぼこ」の歯並びは専門的には「叢生」と呼びます。歯列が顎の中に並びきらず前後に逸脱したり捻れて並んでいる状態を指します。一般的には虫歯や歯周病になりやすいと言われていますが、海外論文では、歯磨きさえしっかり行なっていれば、叢生がそういった感染性疾患の増加に直接影響はしていないというデータも出ています。ですから、主に前歯の噛み合わせと見た目の問題の解決のために治療を行っていきます。

歯とあごの大きさのバランスの悪さによるスペース不足が原因とされています。治療方法はスペース不足量によって異なります。軽度であれば歯列拡大や後方移動にストリッピングを併用します、歯1本分程度のスペース不足の場合は小臼歯抜歯を併用します。

まだ永久歯列になっていない、小児期からの矯正治療のスタートには各学会によって、賛否両論があります。当院は長期治療になる場合は積極的には小児矯正は行っておりません。

大学生女性・マウスピース型装置・抜歯あり

叢生・インビザライン抜歯治療例
叢生・インビザライン抜歯治療例
叢生・インビザライン抜歯治療例
叢生・インビザライン抜歯治療例

<症例概要>
主訴
:八重歯
年齢・性別:大学生女性
住まい:千葉県八千代市
症状:叢生
治療方針:抜歯空隙閉鎖・右上後方移動・ストリッピング
抜歯:左上第二小臼歯
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法対象外※)
治療期間:1年6か月
アライナー枚数:37+18+10+10ステージ
リテーナー:上下フィックスタイプ+上下プレートタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

八重歯が左右片方側にある場合は、上下の正中線もズレてしまいます。このようなケースは変則的に片側のみ小臼歯抜歯を行う事もあります。治療後は上下の正中線を一致させる事ができました。

大学生女性・マウスピース型装置

八重歯・インビザライン拡大治療例
八重歯・インビザライン拡大治療例
八重歯・インビザライン拡大治療例
八重歯・インビザライン拡大治療例

<症例概要>
主訴:八重歯
年齢・性別:大学生女性
住まい:千葉県八千代市
症状:叢生
治療方針:上顎後方移動・上下拡大・ストリッピング
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法対象外※)
治療期間:1年9か月
アライナー枚数:38+26+9ステージ
リテーナー:上下フィックスタイプ+上下クリアタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

八重歯を並べるスペースを、歯並びの奥行きを広げる「後方移動」、狭い歯列を広げる「拡大」、歯にヤスリをかける「ストリッピング」を併用して作りました。条件にもよりますが、歯1歯分程度のスペース不足であれば、このように抜歯をしなくても矯正治療を行う事ができる事があります。

30代男性・マウスピース型装置・抜歯

八重歯・インビザライン抜歯治療例
八重歯・インビザライン抜歯治療例
八重歯・インビザライン抜歯治療例
八重歯・インビザライン抜歯治療例

<症例概要>
主訴
:八重歯
年齢・性別:30代男性
住まい:千葉県八千代市
症状:叢生
治療方針:抜歯空隙閉鎖・ストリッピング・左下後方移動
抜歯:上両側第一小臼歯(計2本)
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法対象外※)
治療期間:1年4か月
アライナー枚数:40+22+11ステージ
リテーナー:下フィックスタイプ+上プレートタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

八重歯ケースはマウスピース型矯正装置の得意なケースです。抜歯した方が場合によって治療期間が短くなるケースもあります。1年半以内という短期間で終了できました。歯肉退縮が起きている下の前歯は多少歯肉のラインが回復させる事ができました。

30代女性・マウスピース型装置

叢生・インビザライン治療例
叢生・インビザライン治療例
叢生・インビザライン治療例

<症例概要>
主訴
:前歯のでこぼこ
年齢・性別:30代女性
住まい:千葉県印西市
症状:叢生・前歯クロスバイト
治療方針:拡大・IPR
治療装置:商品名(インビザライン・薬機法適応外※)・顎間ゴム
治療期間:1年5か月
アライナー枚数:32+21+12ステージ
リテーナー:上下プレートタイプ+フィックスタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

左右対称型の典型的な非抜歯叢生症例です。上の前歯に矮小歯があるため、下に多めにストリッピングを行い前歯を並べました。ブラックトラアングルもあまり発生せず上手く改善できた症例です。

20代女性・マウスピース型装置・抜歯あり

叢生・インビザライン抜歯治療例
叢生・インビザライン抜歯治療例
叢生・インビザライン抜歯治療例

<症例概要>
主訴:前歯のでこぼこ
年齢・性別:20代女性
住まい:千葉県印西市
症状:過蓋咬合・叢生・右Full Class II
治療方針:右上抜歯空隙閉鎖・左上遠心移動・下顎前歯前方傾斜・ストリッピング
抜歯:右上第1小臼歯(計1本)
治療装置:商品名(インビザライン・薬機法適応外※)・顎間ゴム
治療期間:3年5か月
アライナー枚数:50+33+34ステージ
リテーナー:上下クリアタイプ+フィックスタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

下顎に左右差があったので右上のみ抜歯してマウスピース型矯正装置【インビザライン※】にて矯正治療を行いました。最初のアライナー治療は順調でしたが、途中お仕事の関係で転居があり1年程度来院できなくなってしまいました。その間はマウスピースをゆっくりと使用していただき、何とか治療終了まで持っていく事ができました。
マウスピース型矯正治療は、時間がかかっても良いので、止めずに継続して使用し続ける事が大切です。そうすれば必ずゴールに辿り着きます。

30代女性・マウスピース型装置・抜歯

叢生・インビザライン抜歯治療例
叢生・インビザライン抜歯治療例
叢生・インビザライン抜歯治療例
叢生・インビザライン抜歯治療例

<症例概要>
主訴:前歯の歯並びが悪い
年齢・性別:30代女性
住まい:千葉県八千代市
症状:叢生・クロスバイト
治療方針:抜歯空隙閉鎖・右下後方移動・ストリッピング
抜歯:右上第一小臼歯
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法対象外※)
治療期間:2年6か月
アライナー枚数:60+26+14+14ステージ
リテーナー:上下フィックスタイプ+上下クリアタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

歯並びのアーチフォームも非対称な歯列不正であったため、右上のみの変則的な抜歯を行い、左右対象に歯列を揃えました。

大学生女性・マウスピース型装置

叢生・インビザライン治療例
叢生・インビザライン治療例
叢生・インビザライン治療例
叢生・インビザライン治療例

<症例概要>
主訴:前歯の歯並びが悪く噛めない
年齢・性別:大学生女性
住まい:千葉県八千代市
症状:叢生・クロスバイト・軽度開咬
治療方針:上顎後方移動+ストリッピング
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法対象外※)
治療期間:1年4か月
アライナー枚数:30+15+11ステージ
リテーナー:上フィックスタイプ+上下クリアタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

前歯のでこぼこと上下の前歯が噛んでいない事を治したい希望でした。スペース不足は軽度であったため、治療はマウスピース型矯正装置【インビザライン・薬機法対象外】を使用し短期間で完了する事ができました。前歯の噛み合わせの悪いケースは一番のマウスピース型矯正の適応症になります。

大学生男性・表側装置・抜歯

叢生抜歯治療例
叢生抜歯治療例
叢生抜歯治療例
叢生抜歯治療例

<症例概要>
主訴:前歯の歯並び
年齢・性別:大学生男性
住まい:千葉県八千代市
症状:叢生
治療方針:抜歯空隙閉鎖(最大固定)
抜歯:上下第一小臼歯(計4本)
治療装置:白い表側側矯正装置(クリアティ)
固定装置:頬側アンカースクリューx2
治療期間:1年10か月
リテーナー:上下プレートタイプ+フィックスタイプ
治療費用:820,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

上下顎のでこぼこ症例です。通法通りの第一小臼歯を4本抜歯を行い、前歯の並べ後ろに引っ込めました。治療後の今では周りの人に矯正治療の良さを伝えてくれ、他の友人が矯正治療を考えるくらいだそうです。

高校生女子・アンカースクリュー・抜歯なし

アンカースクリュー・叢生非抜歯治療例
アンカースクリュー・叢生非抜歯治療例
アンカースクリュー・叢生非抜歯治療例
アンカースクリュー・叢生非抜歯治療例

<症例概要>
主訴
:でこぼこ
年齢・性別:高校生女子
住まい:千葉県八千代市
症状:著しい叢生
治療方針:上顎歯列後方移動・上下顎歯列拡大・ストリッピング
治療装置:白い表側側矯正装置(クリアティ)
固定装置:口蓋側壁アンカースクリューx2・上下ポーター型拡大装置
抜歯:なし
治療期間:2年1か月
リテーナー:上下プレートタイプ+クリアタイプ下・フィックスタイプ
治療費用:820,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

著しいスペース不足による、上下顎歯列全体のデコボコです。アンカースクリューから上の奥歯を後方移動させ、歯に少しヤスリをかけて小さくするストリッピングを併用し、前歯を前に出すことなく矯正を完了する事ができました。治療後は素敵な笑顔になりました。

高校生女子・表側装置・アンカースクリュー・非抜歯

<症例概要>
主訴:八重歯
年齢・性別:15歳女性(高校生)
住まい:千葉県船橋市
症状:上下顎叢生・右側II級咬合
治療装置:白い表側側矯正装置(クリアティ)・アンカースクリュー
治療方針:右上奥歯の後方移動
抜歯:なし
治療期間:1年9か月
リテーナー:上プレートタイプ+下フィックスタイプ
治療費用:820,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

右側が八重歯になっているケースです。右上の奥歯をアンカースクリューを使用して後ろに後方移動してできたスペースに犬歯を配列しました。写真ではスクリューの使い方はわかりずらいのですが、玄人好みの治療です。ミニスクリューを使用する事で通常では難しい歯の動きをも能にしてくれます。
アンカースクリューは歯槽骨が安定する15歳以上の患者さんに使用しています。将来的には埋まっている親知らずは再発防止のため抜歯を推奨しています。

20代女性・ハーフリンガル ・抜歯

叢生・ハーフリンガル

<症例概要>
主訴:前歯の歯並びが悪い
年齢・性別:20代女性
住まい:千葉県千葉市
症状:叢生・切端咬合
治療方針:抜歯空隙の閉鎖(中等度固定)
治療装置:ハーフリンガル(クリッピーL+クリアティ)
抜歯:上第二小臼歯、下第一小臼歯(計4本)
治療期間:2年3か月
リテーナー:上下プレートタイプ+クリアタイプ+フィックスタイプ
治療費用:1,200,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

治療前は下顎前歯の叢生によって、多くの歯石がついているだけでなく、前歯が交叉咬合になっており噛めない状態でした。上だけ裏側のハーフリンガルで一目も気にせず矯正治療を完了する事ができました。前歯でサンドイッチが噛めます!

矯正歯科治療に伴うリスクや副作用について

① 治療開始直後は矯正装置による不快感、痛み等があります。1、2 週間以内で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 矯正装置の使用、管理、定期的な通院など、矯正治療には患者さんの協力が治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が発見されることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 治療中に状況が変わり、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 矯正装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 治療終了後、リテーナーを指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 治療終了後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ 10代のあごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びが変化することがあります。。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
※その他の副作用とリスクについて▶︎