反対咬合症例集・矯正治療例

「受け口」は専門用語で「反対咬合」と呼びます。主に前歯の噛み合わせが上下逆の状態を指します。前歯の歯並びが逆になると、上下の歯がぶつかっていても、全く食べ物が噛めません。歯の長期的な持ちの良さという点からは、奥歯に負担がかかりやすい噛み合わせです。早期に奥歯を失いやすいとい報告もあり、矯正治療により機能回復が可能です。歯の位置のみが悪い場合は軽度であり、上下の顎の大きさのバランスが悪い場合は重度になります。小児期は上顎が小さいケースが、中学生以降は下顎が大きいケースが多いです。

治療方法は下の前歯を後方移動させ、正しい噛み合わせにします。下の歯並びを並べるスペースを作るためには、親知らずもしくは小臼歯の抜歯が必要になります。治療開始時期は、小児期の一時改善は別として、全体的な矯正治療は男子は17歳、女子は14歳以上を推奨します。12歳頃から治療開始する場合は治療後の下顎の再成長による後戻りのリスクが上がります。また、小児期で早期治療を開始しても反対咬合は、5%程度は顎矯正手術が必要になる方がいらっしゃいます。

中学生女子・マウスピース型装置

<症例概要>
主訴:受け口
年齢・性別:中学生女子
住まい:千葉県千葉市
治療方針:上顎拡大・下顎歯列後方移動・ストリッピング
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法適応外)
抜歯なし
治療期間:1年1か月
アライナー枚数:38+16ステージ
リテーナー:上下クリアタイプ+フィックスタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

小学校の時に他院で床矯正治療を行っていた経験があるのですが、思春期の下あごの成長もあり、受け口は治らなかったそうです。成長が止まる15歳になったところで当院で再矯正治療を行いました。以前から取り外しの矯正装置を使用していたので、マウスピース型矯正装置【インビザライン・薬機法対象外】もスムーズに使用することができました。

高校生女性・マウスピース型装置

インビザライン・反対咬合
インビザライン・反対咬合
インビザライン・反対咬合
インビザライン・反対咬合

<症例概要>
主訴:受け口
年齢・性別:高校生女性
住まい:千葉県印西市
治療方針:上顎拡大・下顎歯列後方移動・ストリッピング
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法適応外)
抜歯なし
治療期間:1年8か月
アライナー枚数:63+25ステージ
リテーナー:上下クリアタイプ+フィックスタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

受け口の治療は、途中全く噛めない時期があります。それでも、その時期を越えると歯並びと噛み合わせが安定します。
矯正治療をする事で、性格も明るくなったそうです。

高校生女性・マウスピース型装置

反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例

<症例概要>
主訴:受け口
年齢・性別:高校生女性
住まい:千葉県八千代市
治療方針:上顎拡大・下顎歯列後方移動・ストリッピング
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法適応外)
抜歯下親知らず(計2本)
治療期間:2年2か月
アライナー枚数:56+41+28ステージ
リテーナー:上下クリアタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

スポーツをしながらもマウスピース型矯正装置をしっかり使用してくれたので、しっかり反対咬合を治す事ができました。手術を行っていないので、下顎は小さくなっていないのですが、上唇が前方に出る事で横顔も変化させる事ができました。

30代女性・マウスピース型装置

反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例

<症例概要>
主訴:受け口
年齢・性別:30代女性
住まい:千葉県八千代市
治療方針:下顎歯列後方移動・ストリッピング
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法適応外)
抜歯下親知らず(計2本)
治療期間:1年11か月
アライナー枚数:60+23+22ステージ
リテーナー:上下ホーレータイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

反対咬合は、奥歯に負担がかかるため、患者さんの奥歯は治療歯が多くダメージを受けている状態でした。受け口がコンプレックスで、人前で上手く笑えないとおっしゃっていた患者さんも、治療終了後は満面の笑みになってくれました。

小学生女子・マウスピース型装置

反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例

<症例概要>
主訴:受け口
年齢・性別:小学生高学年
住まい:千葉県佐倉市
治療方針:上顎歯列拡大・下顎歯列後方移動
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法適応外)
治療期間:1年11か月
アライナー枚数:50+18+18ステージ
リテーナー:上プレートタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

マウスピース型矯正装置のみで、受け口を改善する事ができました。マウスピースの使用は小学生で骨も柔らかくまだ歯の動きも良いと判断し、1日16時間使用で進めていきました。治療後は、上手く前歯で食べ物が食べられるようになり、顔つきも大きく変化させる事ができました。

高校生男子・表側矯正・抜歯

男子抜歯・反対咬合治療例
男子抜歯・反対咬合治療例
男子抜歯・反対咬合治療例
男子抜歯・反対咬合治療例

<症例概要>
主訴:受け口
年齢・性別:高校生男子
住まい:千葉県八千代市
治療方針:抜歯空隙閉鎖
治療装置:白い表側矯正装置(クリアティ)
抜歯:上第二小臼歯・下第一小臼歯(計4本)
治療期間:2年9か月
リテーナー:上下プレートタイプ+クリアタイプ
治療費用:820,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

男性の場合は下あごの成長期間が長いため、受け口の本格治療は、17歳くらいから開始した方が良いと言えます。でこぼこもあったため、小臼歯抜歯も併用して矯正治療を行いました。下の前歯が後ろに引っ込み治療後の横顔はスッキリしました。

大学生女性・マウスピース型装置

反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例
反対咬合・インビザライン治療例

<症例概要>
主訴:受け口
年齢・性別:大学生女性
住まい:千葉県八千代市
治療方針:下顎歯列後方移動・ストリッピング
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法適応外)
治療期間:1年7か月
アライナー枚数:60+13ステージ
リテーナー:上下フィックスタイプ+ホーレータイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

反対咬合の改善には、顎間ゴムという取り外しの輪ゴムを歯に指示通り使用していただく事が非常に大切です。この使用状況が、治療期間短縮のキーポイントになります。奥歯のかみ合わせを3級という状態から1級という正常なかみ合わせに改善する事ができました。

高校生女子・マウスピース型装置

<症例概要>
主訴:受け口
年齢・性別:15歳女子(高校生)
住まい:千葉県佐倉市
治療方針:下顎歯列後方移動・ストリッピング
治療装置:商品名(インビザラインフル・薬機法適応外)
抜歯:なし
治療期間:1年10か月
アライナー枚数:30+24+23ステージ
リテーナー:上下クリアタイプ+上フィックスタイプ
治療費用:900,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

前歯の受け口の矯正治療です。治療後は下の歯が見えなくなり、スマイルも良くなったので、一つコンプレックスが減ったと言ってくれています。また、10代であったので、歯肉退縮していた下の前歯の歯肉も少し回復させる事ができました。

30代男性・表側装置・非抜歯

機能性反対咬合治療例
機能性反対咬合治療例
機能性反対咬合治療例
機能性反対咬合治療例

<症例概要>
主訴:受け口
年齢・性別30代男性
住まい:千葉県佐倉市
治療方針:下顎
治療装置:白い表側矯正装置(クリアティ)
治療期間:1年3か月
リテーナー:上下プレートタイプ
治療費用:820,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

切端咬合位と呼ばれる、上下の前歯が接触した後に下顎が前方に出てしまう「機能性反対咬合」です。このようなケースは、予想以上に治療期間が短くが早く終わります。治療後は正しい顎の位置で噛めるようになり、横顔も変化しました。

小学生高学年・1期治療のみ・トレーナー型装置

プレオルソ・反対咬合治療例
プレオルソ・反対咬合治療例
プレオルソ・反対咬合治療例

<症例概要>
主訴:受け口
年齢・性別:8歳男子
住まい:千葉県八千代市
治療方針:前歯部の早期接触除去
治療装置:トレーナー型装置(プレオルソ)
管理期間:2年1か月(1期)
リテーナーなし
治療費用:400,000(+税)
代表的副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮

小児用トレーナー装置(プレオルソ TypeIII)を使用して、2か月で前は正しいかみ合わせ(2枚目の写真の状態)になりました。その後、下顎の成長をある程度観察し、1期治療のみで終了しました。6年生の学校歯科検診では小学校の代表として表彰されたそうです。

矯正歯科治療に伴うリスクや副作用について

① 治療開始直後は矯正装置による不快感、痛み等があります。1、2 週間以内で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 矯正装置の使用、管理、定期的な通院など、矯正治療には患者さんの協力が治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が発見されることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 治療中に状況が変わり、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 矯正装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 治療終了後、リテーナーを指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 治療終了後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ 10代のあごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びが変化することがあります。。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
※その他の副作用とリスクについて▶︎