口腔衛生管理
治療前の唾液検査によるリスク管理
当院では、診断時に唾液検査を導入しております。少しの患者様の唾液から、虫歯と歯周病のリスク計6項目について分析します。採取したわずかの唾液をその場で試験用紙に滴下し5分弱でスピーディに結果を出す事ができます。
これをもとにして、矯正装置の選択の参考にしたり、食事指導や歯磨みがきの注意ポイントについて参考にします。虫歯のリスクが高い方には口腔清掃状態を阻害しない矯正装置を使用する事もあります。
※アークレイ社 スポットケム
矯正治療中のクリニーニング
当院では治療中の患者には基本的には、毎回歯のクリーニングを行います。主に、ソニックブラシといって強力なエアーの力でプラーク(歯垢)の塊を吹き飛ばす機器を使用して行なっております。超音波スケーラーによる清掃より歯質に優しいと言えます。なお、矯正装置の装着時や調整量が多い場合は行わない事もあります。
ただし、医院でのクリーニング効果は3,4日しか保ちません。矯正治療中の虫歯や歯肉炎を防ぐためには、毎日のご自宅での歯みがきが重要となってきます。
小学生の虫歯予防
歯並びが悪いお子様は比較的、歯と歯の隙間がきつい傾向があります。乳歯の多くはこの歯と歯の隙間が虫歯にやられてしまいます。当院では、小学生の間は保護者様の仕上げ磨きを必ずしていただく事と、毎日糸ようじ(デンタルフロス)を使用していただく事を説明しております。
乳歯の虫歯というのは、治療する環境的にも年齢的にも、歯科医院で完璧に取り切り塞ぐ事はできません。ですから、治療しても時間とともに再発してしいます。乳歯の虫歯の発生部位で圧倒的No.1は歯と歯の隙間です。これを唯一防ぐ方法は糸ようじ(デンタルフロス)をしかありません。
ワイヤー装着時の歯磨き方法
固定式のワイヤー矯正装置がつくと、歯磨きの方法は大きくは変わりませんが、時間をかけなくてはなりません。特にブラケットと歯茎の間(歯頸部)は元々磨き残しが多い方が多いため、気をつけないと白く虫歯が発生してしまいます。矯正治療中にできる虫歯は黒く穴が開くのタイプではなく、どちらかというと白く表層が脱灰するタイプが多いと言えます。あまりに歯ブラシが悪い場合はイエローカードといって治療を一時中断する事もあります。また、小学〜中学生の方でご自身できれいに歯みがきができな場合は、保護者の方に仕上げを行なっていただきます。



