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リテーナーの再作成を希望する理由

多くはないのですが、1か月に1回は他院で矯正治療を終了した方でリテーナーのみ作成希望の方が当院に相談に見えます。リテーナーは矯正後の歯列不正予防のためには大変重要なものになります。全ての方がメンテナンス管理終了後も引き続き使用してくれるわけではありませんが、10年以上使用して下さる方もいます。もちろん良い歯並びは維持されています。良い歯並びを維持していただくため、私たちは積極的にリテーナーの再作成を推奨しております。

 

 

 

再作成の理由は?

作成希望で多いリテーナーのタイプはクリアタイプです。やはり破損しやすいからになります。そして、再作成理由は様々です。よくあるパターンをまとめてみます。

 

 

1.亀裂が入り壊れた

クリアリテーナーは厚み0.5mm程度の薄いフィルムです。着脱の際にねじれの力がかかる事で少しづつ変形したり、毎日の食いしばりの連続などで噛む面が削れてきたりします。こうして、強く力がかかる場所に少し亀裂が入り始めると、一気に割れ壊れてしまいます。消耗が早い患者さんの場合は6か月ほどで再作成になってしまいます。

 

リテーナーは治療後、最低2年は使用するのが望ましいと言われています。ですが、住居の移動などで通っていた矯正歯科医院が遠く通院できない場合は、近くの矯正歯科医院で作成してもらった方が良いと思います。なぜならば、同じクリアタイプを使用する場合は、同じくらい再度破損のリスクため、また来る可能性があるからです。

 

 

2.リテーナーのタイプ変更

クリアタイプは耐久性が低いという欠点があります。就寝時クリアタイプを使用している方で、破損のリスクを防ぐため、プレートタイプに変更希望される方がいます。

 

 

逆にプレートタイプは審美性が低いという欠点があります。日中プレートタイプを使用している方で、ワイヤーが目立たないクリアタイプに変更を希望される方もいます。

 

 

矯正歯科医院は取り外し式リテーナーは管理の問題で1種類しか採用していない事が多いです。取り扱っていないタイプのリテーナーへ変更したいという理由や、再作成費用が高額であったという理由で、新しく作成する場合もあります。

 

 

3.予備に作っておきたい

既にクリアリテーナーを持っていても、いつ破損・紛失してしまうかわからないというリスクがあります。万が一の保険のために作っておく方もいます。

 

また、長期間つけていたフィックスタイプリテーナーを外す際に、なんとなく歯が動きそうで不安といった理由でクリアタイプを作成しておく方もいます。

 

 

すぐに作成可能なクリアタイプ

クリアタイプの作成は、平日の午前中に来院していただければ、院内で作成し、夕方には作成完了します。採取した歯型から石膏模型を作り、マウスピースシートを陰圧にできる専用機械で模型に押し付け、きれいにトリミングを行います。

 

 

プレートタイプの場合は、歯科技工所作成を依頼しますので、作成に1か月弱時間を要します。破損や紛失など急を要する場合はクリアタイプを推奨します。遠方から通院の方で、既にクリアタイプを使用中の方は調整が必要ないため郵送で対応させていただく事も可能です。

 

参考)クリアタイプ上下片方作成費 ¥20,000+tax

 

 

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