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プレオルソですぐ効果が出る歯並び

こんにちは。千葉県八千代市の「まきの歯列矯正クリニック」院長の牧野です。

今回は、「プレオルソには6カ月以内に症状が改善する4つの歯並びのパターンがある」という内容です。

 

 

最近、「保護者様から電話で自分のお子さんはプレオルソの適応症か?」というお問い合わせを受ける事があります。確かにプレオルソの適応症にパターンはあります。当院の経験からプレオルソには適応症が4パターンあります。今回はわかりやすいように簡単にポイントを説明していこうと思います。

 

 

 

プレオルソですぐ治るケース

 

 

 

半年で治る4つのパターン

プレオルソは、機能的矯正装置といい、お口の中の機能状態のバランスを整えるながら、正しい歯並びに誘導します。ですが、今回の「治療効果が出る」というのは、「口呼吸が治る」とか「正しい舌の位置になる」とかではなく、「歯並びが治る」という事に重点を置きます。なぜならば、機能的な事に関しての改善には年単位で時間がかかからです。

 

 

プレオルソで半年以内に治るパターンは大きく分けると以下の4つになります。どれかのタイプに当てはまって入れば短期間で効果が出ます。

 

 

1.V字型出っ歯(V字型上顎前突)

2.下デコボコ型深噛み(下顎叢生型過蓋咬合)

3.前歯のクロス噛み(歯軸傾斜型交叉咬合)

4.ガブッと受け口(過蓋咬合型反対咬合)

 

 

名称からは想像がつきにくいので具体的に症例を交えて説明していきます。

 

 

 

1.V字型出っ歯

上の前歯2本のみが、うさぎみたいに前に開いて出ているいる歯並びです。特徴は上の歯並びの形を見ると先が尖ったV字型になっています。上の前歯がすきっ歯になっている事もあります。

 

プレオルソはアーチフォームといって歯並びの形を整える事を得意としていますので、使用する事で、比較的すぐに出ている2本の前歯は後ろに引っ込みます。口呼吸も併発している事が多く、出っ歯が治り口が閉じやすくなるとその後に口呼吸も改善していきます。

 

プレオルソ適応症 出っ歯

※V字型歯列がアーチ型になると共に出っ歯も改善。

(小学3年生男子、Type I  SS size  Hardを5か月使用)

 

 

 

2.下デコボコ型深噛み

下の歯並びにデコボコ(叢生)があるケースですが、中でも過蓋咬合といって下の前歯が上の歯茎まで噛み込んでしまう状態が併発しているパターンです。この同時に症状がある事が適応症になります。

 

下の前歯が上の歯並びによって、後ろに押し込まれている状態になっているのを、プレオルソマウスピースを入れる事で前歯の噛み合わせを良くし解放して治します。

 

 

※下の前歯に大きな捻れがなく、前後に二重に重なっているタイプが治りやすいです。

 

プレオルソ適応症 叢生・過蓋咬合

※引っ込んでいる下の前歯が前に押し出されきれいに並びました。

(小学3年生女子、Type I  S size  Softを7か月使用)

 

 

3.前歯のクロス噛み

下の前歯が1〜2本だけ受け口になっているパターンです。さらに下の前歯が少し前方に倒れてくると、歯茎が下がる歯肉退縮が起きてきます。普通がデコボコが上下にあると思いますが、歯のサイズがあまりに大きくなく、スペース不足が軽度である方が治りやすいです。

 

プレオルソ適応症 交叉咬合

※出ている下の歯をプレオルソで元の位置に押し込みます。

(小学4年生男子、Type IIIを9か月使用)

 

 

 

4.ガブッと受け口

噛むと上の前歯が見えなくなるくらいの受け口です。多くのケースでは上と下の前歯の先を合わせて噛む切端咬合位が取れます。つまり本当はもっと下顎を引っ込めて噛みたいのですが、安定しないためわざと前噛みして受け口になっている状態です。

 

パッと見は、非常に難しそうに見えますが、一度改善すると後戻りはしにくい歯並びです。治療結果は安定しています。治さず放置すると、成長期に下顎の成長を助長に、骨格的な問題が悪化します。

 

プレオルソ適応症 反対咬合

※前歯が劇的に噛めるようになります。

(小学4年生男子、Type IIIを10か月使用)

 

 

これら4つが代表的な適応ケースです。他にもプレオルソの適応パターンもありますが、説明が難しいのでこの4つに当てはまる場合はプレオルソのみで治す事ができる可能性が高いと言えます。適正使用のもとであれば、半年以内に前歯の歯並びは改善し、噛み合わせは格段によくなります。

 

その後は、永久歯の大きさや生え方などの状態によっては他の固定式の矯正装置などを使用する事もあります。

 

 

▶︎プレオルソとはどんな装置?

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