こんにちは。まきの歯列矯正クリニック【千葉県】の院長牧野です。

 

成人の方で部分矯正治療を希望される方はとても多くなっています。部分矯正とは、かみ合わせに問題がない方で、部分的に装置を装着して、6〜9か月で矯正治療を終わらせる方法です。どちらかと言えば軽度の症例向きといった感じです。

 

まずは、最近終了した裏側部分矯正(上下前歯のみ)を紹介します。

 

 

患者さんは、上の前歯が内側に入っている事を気にしており、下の前歯の並びも一緒に治したいという事でしたので上下前歯のみ、計2ブロックの部分矯正治療を行いました。仕事上マウスピース矯正装置もNGであったため裏側ワイヤー装置を使用しました。

 

9か月後、前歯の裏側に固定用のフィックスリテーナーを装着し、治療を終了しました。治療前は上下の前歯のかみ合わせも改善するべきだったのですが、こちらはできる範囲で改善希望という事でしたので、夜間上下に輪ゴムをかけて少しだけ良くなりました。完璧とは言えませんが、上下の前歯は多少、接触面積が増えました。

 

 

選べる部分矯正の使用装置

適応症はそれぞれありますが使用装置は、

①表側ワイヤー装置

②裏側ワイヤー装置

③マウスピース装置【インビザラインライト】

を選択する事できます。

 

部分矯正は、もともと装着する歯の本数も装着期間も短かいのですが、それでも①の表側ワイヤー装置は好まれない傾向にあります。そこで、②と③の見えない装置についての違いを説明したいと思います。

 

 

裏側ワイヤー装置は見えない

やはり最大のメリットは前から全く見えません。ですから気がつかれる事はまずないです。また、前歯だけの場合は違和感も少ないと言えます。

 

デメリットは、専門技工所にオーダーしますので、装置装着までの時間が1か月半〜2か月かかる事です。適応外ケースとして、装置装着面積の確保の問題で、下の前歯が上の前歯を強く噛んでいる「深噛みケース」があげられます。

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マウスピース部分矯正は楽

メリットは透明なマウスピースで通院頻度も少なく直す事ができます。装着までの期間も3週間程度と短いと言えます。

 

デメリットとしては、使用時間が少ない場合は治療期間が伸びてしまう事です。適応外ケースとして、前歯のねじれが強い「捻転ケース」はマウスピースの枚数が増えるため制限があります。

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