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プレオルソの使い方

こんにちは。まきの歯列矯正クリニック【千葉県】の院長の牧野です。

 

今回は、プレオルソマウスピースの当院での使用の仕方について載せておきます。初回の装着時に保護者様に渡している書類と同じものになります。

作用

 

成長期のお子様の前歯のかみあわせ改善と、舌と口の機能正常化を図ります。

 

 

使用方法について

 

①装着方法について

ポリウレタン素材で柔らかく、簡単に口いれる事ができます。上下を確認してお口に入れ、まず10回咬んでいただき、痛みがないか確認して下さい。上下の向きはベロをおくテーブルがある方が下になります。

 

 

②使用時間について

毎日、就寝時と日昼1時間使用して下さい。装着することで治療は進みますので、使いすぎて問題になる事はありません。起きている時間も使う事で、就寝時つける事が楽になります

 

鼻閉の場合は息苦しく装置の使用が難しいため、お休みしても結構ですが、改善後はすぐい使用して下さい。期間を開けると今までの装置使用の効果も減少します。アレルギーがある場合は平行して、耳鼻咽喉科の受診を推奨しています。

 

 

③ベロの位置について

ベロの機能が正常でない場合、起きている時に使用すると唾が飲み込みずらく垂れて来る事があります。これはプレオルソを入れるとベロの位置が補正されるからです。最初は、タオルを持ちながら使用した方が良いです。

 

また、舌のトレーニングとして「あいうべ体操」を使用前に行うことで装置が使用しやすくなり、治療効果も上がります。

 

 

④就寝時のテーピングについて

包帯を止めるサージカルテープなどで、装置装着した上から唇にテーピングを行なって下さい。これには「口呼吸予防」・「口唇筋トレーニング」・「装置が出しづらくなる」という3つの目的があります。

 

 

⑤痛みについて

装置の辺縁が歯茎にあたり、痛みがある場合は調整のため来院して下さい。診療時には問題なくとも、長時間使用する事で歯茎や粘膜に痛みがある部位が出てくる事があります。この場合は調整をいたしますのでご連絡下さい。

 

その他の痛みとして、歯が動く痛みが発生するお子さんもいます。朝起きた時に前歯でものを噛もうとした時に力が入らない感じです。これは歯が動いている証拠です。連続使用しながら数日過ぎるとなくなります。

 

また、装置使用時は常に舌を上げている状態のため舌の筋肉に疲れを感じます。

 

 

⑥管理方法ついて

歯と同じようににプラークがつきます。不要になった歯ブラシで毎日水洗いしましょう。熱湯での洗浄や漂白剤の使用は変形変質の危険性がありますので避けて下さい。

 

しっかり使用していると装置の白く色が変色してきますが、これは傷なので、洗浄して落とすことはできません。

 

外した際は必ずケースに保管して下さい。ペットをお飼いの場合、装置が咬まれてしまう場合がありますので注意して下さい。

 

おおよそ1年くらいを目安に新しいプレオルソに交換して行きます。

 

 

⑦次の来院について

来院時にはプレオルソと記入した装置使用表をお持ちください。

 

最初は朝までプレオルソが入っている事が月の半分以上あれば良い方と思って、モチベーションを保ちながら気長に治療をして行きましょう。

 

 

 

よくあるご質問・トラブルについて

治療開始後にあるお問い合わせ内容についてあらかじめ記載しておきます。

 

 

○「鼻閉で使えない」

花粉症や風邪の時期は鼻がつまってしまい、マウスピースを装着すると口呼吸ができず苦しいというお子さんがいます。この場合は、その日は、使用を中止しても構いません。ただし、次の日は装着できか必ずチャレンジして下さい。必ずつけられる日もあります。

 

また、鼻閉対策も行いましょう。耳鼻咽喉科での薬のコントロールも大切ですが、暖かいタオルを鼻の上にしばらく置いて鼻通りをよくしたりする事なども有効です。

 

○「気持ち悪くて装着して寝られない」

舌の位置と筋力の問題がある方に多いです。日中の使用を徹底して慣れてもらう事と、「あいうべ体操」をしっかり行い舌を動かす練習をしてもらう事で、少しづつ装着できようになっていきます。それでも3か月以上、使用時間に変化がない場合は装置の変更を検討します。

 

○「臭いがする」

毎日、ブラシでしっかりマウスピースを掃除をしないと、マウスピースにプラーク(歯垢)がつき臭いの原因になります。また、塩素系消毒剤に入れるとより臭いが強くなりますので避けて下さい。使用後、風通しの良い場所で乾燥させておくというのも対策になります。元々、マウスピース自体も完全に無臭というわけではありません。

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