こんにちは。まきの歯列矯正クリニック(千葉県)院長の牧野です。

 

先日、クリニックを休診いたしまして、長野県松本で開かられた日本矯正歯科学科に参加してきました。

 

日本矯正歯科学会は、矯正歯科分野の学術団体では一番大きい学会です。毎年3000人以上の矯正専門医が集まります。私はその学会の認定医のため、毎年参加しております。

 

今回はインプラントアンカーのトピックスを中心に勉強してきました。インプラントアンカーとはアンカースクリューとも言われ、歯を自由に効率的に動かすために使用するため固定源です。このインプラントアンカーの登場で、矯正治療の治療方針の幅がかなり広がったと言えます。

 

インプラントアンカーの設置方法は、局所麻酔をして15分以内の簡単な手術で歯茎から直接埋入します。歯茎の切開や骨に穴を開けたりなどは今はありません。ですから本当に楽です。

 

ただし、10-20%に脱落といって、うまく設置できずスクリューが緩んでしまうケースがあります。脱落してしまうと別の位置に設置し直さなくてはなりませんので、患者さんにも歯科医師側に負担になります。これをどう防ぐかというのも一つのテーマでした。

 

当院では、オルソニアといって電動のトルクドライバーを使用し、低速で確実に安全にスクリュー設置を行なっています。手動の設置手術の場合は、埋入トルクの調整はやはり難しく、設置方向に多少のブレも生じてしまいます。電動にする事でこれを最小限にする事ができます。

 

また、アンカースクリューが骨に埋入する際に、マイクロクラックといって、非常の小さなヒビが入る事が、安定しない理由の一つのようですので、オルソニアを使用して低侵襲で設置する事が間違えないようです。

 

医院によっては、口腔外科医に依頼して設置する場合と、矯正専門医が自分で設置するパターンがあります。ただ、実際は治療計画を立てる矯正専門医が研修を積んで設置をした方が、適切な位置に入れる事ができ、トータル的には望ましいと考えております。当院では、院長の私が麻酔を行い設置します。

 

オルソニア・インプラントアンカー

 

ところで長野県は海がありませんので、魚介より鳥や野菜中心でした。そういえば、食べ物としてスズメバチの幼虫の唐揚げを初めて食べました。……珍味といった感じでしょうか?あまり進みませんでした(笑)

 

⇨インプラントアンカーについて