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どうする?海外にいく場合の矯正治療

今回は、「海外に渡航する予定がある場合は、その期間をよく検討して矯正治療を開始する方が良い」という内容です。

 

 

春になり新しい年度が始まり、何か新しい事にチャレンジしたくなる季節になってきました。私もこの1年の計画を立てている最中です。

 

 

最近の20代の患者さんとお話しをしていると、海外への留学や移住希望の方が多いような気がします。また、大学のカリキュラムで既に半年〜1年海外留学が含まれている方も増えてきて、海外留学が普通になってきているのを感じます。

 

 

私は留学した事はないのですが、海外に行く事でグローバルな視点で1歩引いて物事を考える事ができるようになれるのはうらやましい限りです。日本より海外では歯並びの良さはポイントですので、その前に矯正治療をしたいという相談は当院でもよく聞くようになりました。そこでネックとなるのは治療期間なります。

 

 

海外・留学・矯正歯科治療

 

 

 

必要な期間は2年半

多くのご相談内容は「来年に海外に行こうと思っているのでそれまでに歯並びを治したい」という内容です。ただ平均治療期間2年間になります。本格矯正で歯の移動量が少ない軽度なケースでも治療期間は最低1年半程度はかかります。また成人で抜歯も併用するパターンの場合は2年半はかかってしまいます。

 

 

さらに、この治療期間は矯正装置を設置して歯を動かし始めてからのカウントですので、最初の検査や診断、装置準備などの期間は含まれていません。治療後は保定といってメンテナンスがあるのですが最低3ヶ月程度は受けていただきたい事を考えると、実際は治療期間ラス半年くらいは考えなくてはなりません。

 

 

そうすると平均約2年半〜3年の期間が必要となります。来年に行こうと思っているのに治療完了は3年後!・・・なんて時間かかりすぎですよね。

 

 

という事で、「海外行く前に矯正治療を終わらせよう」・・・というのは現実的には難しいのです。

 

 

ただし、海外の在留期間は1年程度の場合は、次のような方法もあります。インビザラインを中心とした取り外しのマウスピース型矯正を用いる方法です。海外にいる間はご自身でマウスピースを交換し、帰国後、再審査をして治療の継続を行います。これで時間のロスなく矯正治療をする事も可能です。

 

 

逆に、3年以上帰国しない場合は、現地で矯正治療を受けた方が良いかもしれません。ただし、日本人の歯並びは世界的にも「でこぼこ」と「出っ歯」が多く難しい歯並びと言われています。現地でも日系の矯正の先生が治療している歯科医院がありますので、そちらで治療を行う事をおすすめします。

 

 

▶︎インビザライン治療とは

 

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