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下の親知らずはやっぱり抜いた方が良い

こんにちは。まきの歯列矯正クリニック(千葉県)院長の牧野です。

今回は、「下の親知らずは水平埋伏の場合と、受け口矯正治療をする場合は、抜歯が望ましい」という内容です。

 

当院のまわりはなぜかとても風が強いです。海からは距離がありますし、理由はよくわかりません。おそらく高層マンションに挟まれたデルタ地帯なのかもしれません。そして、道端の自転車がよくドミノ倒しになります。ちょっと止め方が悪い一台の自転車のせいで全部が倒れます。一番最後の自転車を起こすためには、最初から起こさなくてはならないのでこれは大変です。

 

 

 

1本の親知らずが前歯を倒す

初診相談で多い質問として、親知らずが生えてきて歯並びが悪くなってきたというのがあります。

 

親知らずはだいたい18〜20歳あたりで生えてきます。日本人の75%が持っているのですが、生えるスペースがない事が多いです。特に下の親知らず場合は、横に倒れたまま歯茎の中に埋まった状態になります。これを水平埋伏と呼びます。

 

私的な見解ですが時期によっては、この水平埋伏の親知らずは歯並びを崩す原因になると考えています。歯は生える時期に、歯の頭方向に進むを持っています。一時的に上に進むエンジンを持っているみたいなものです。これが水平埋伏なら、進む方向が横に向いていますので、奥歯から前歯に向かって倒す力がかかります。まるでドミノ倒しのです。

 

この現象がおこるのは18歳〜20歳くらい。ですから中高生で矯正治療を行った患者様は、前歯のデコボコが後戻りしないように、成人式より前に親知らずを抜歯する事をお勧めします。逆に、20代後半以降の方はもうそんなに親知らずは動きません。基本的には歯周病や虫歯から守るため以外では親知らずの抜歯を勧めていません。また、前歯部にフィックスリテーナーを装着しておく事で、親知らずが生える時期の前倒しによって下の前歯のデコボコの発生は多少防ぐ事ができます。

 

 

 

成人から矯正治療するなら親知らずは抜歯?

成人から矯正治療を始める場合は親知らずの抜歯をした方が良いと思っている方も多いのですが、必ずしも抜歯が必要とは限りません。まっすぐ生えていて上下が噛んでいたらそのままにしておく方が良い事もあります。

 

実際、親知らずを抜く必要があるのはどのようなパターンかというと、主に歯並びを並べる奥行きが必要なケースです。

 

アゴが小さく下の12歳臼歯が前に倒れていたり、横にはみ出しているケース

受け口傾向で下の前歯を後ろに引っ張るケース

下の親知らずが抜歯のパターン

 

このように歯並びを並べるスペースを確保するために親知らずの抜歯をお願いする事はあります。

 

 

⇨治療後のリテーナーは大切

 

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