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再矯正治療


なぜ歯並びは後戻りするのか?

矯正治療後の後戻りには大きく分けて3つのパターンに分けられます。矯正後の後戻りパターンとその原因

 

1.リテーナーの使用不足による治療後1年以内の後戻り

歯が動く理由は、歯と歯茎の隙間の血管膜(歯根膜)が活動して動きます。矯正治療後は歯根膜がまだ開いた状態です。つまり、まだ歯がどこでも動けるような状態になっています。その後6ヶ月〜1年をかけて徐々に歯根膜が締まっていき、まわりの骨も形成される事で歯並びは落ち着きます。
このタイミングで規定どおりのリテーナー使用がなされていない場合は後戻りを引き起こします。

 

2.長期的な期間の中でのゆっくりとした歯列の後戻り

歯も歯茎も歳を重ねる事で弱くなっていきます。歯並びは日常では食事・噛みしめ・頬や舌の筋肉まで様々な力を受けています。実はこのような環境で歯並びをいつまでも100点でキープする事は現実的には不可能に近いのです。ですから、毎年毎年歯並びは変わっているのです。
私たちはその微妙な変化に気がつきません。そしてある時バケツの水がこぼれ始めてから気がつくのです。

 

3.1段階目の矯正治療のみで仕上げの本格矯正を行なっていない

1段階目とは主に6歳臼歯と前歯の噛み合わせを治し、後から生えてくる歯を誘導する治療段階です。この段階のみで治療を終わらせた場合は、12歳前後で生えてくる犬歯が八重歯であったり、歯並びはキレイなのですが出っ歯傾向であったりする事があります。
2段階目である本格矯正を行わないと歯並びは100点にする事ができません。


リテーナーを使えば戻らないのか?

100点の歯並びは矯正治療が終わった次の日からわずかに崩壊が始まります。その崩壊を遅らせる力を持っているのがリテーナーなのです。舌の位置、口の周りの筋力、姿勢、歯周病、歯ぎしり、親知らず、虫歯治療のやり直し・・・私たちが生きている間に歯並びを崩す要因は常にあります。リテーナーはこれらの影響を最小限に抑える事ができるものと思ってください。

 

ただしリテーナーは上下の歯列を別々に抑えているパターンが多いため。「出っ歯」「開咬」などの上下歯列の前後・垂直的な歯並びを抑えるのは難しいと言われています。


後戻りの再治療はできるのか?

以下の3つのケースのご相談が多いと言えます。

後戻り・再矯正治療の対応

このうち①のみの症状の場合は比較的簡単に再矯正治療ができる可能性があります。歯をヤスリで小くする事でスペースを作り6〜8か月程度で治療期間は終了します。この場合は、いわゆる部分矯正治療になります。

 

②、③の症状がある場合は全体の歯並びを治す本格矯正治療になります。「本格矯正をまた2年近くやるのか」と思うと気持ちが重くなる方が多いようですが、後戻り相談の70%以上が本格矯正治療です。この場合は、一般的な矯正治療の費用・期間に準じます。

 

また、2回目の矯正治療は「少しでも見えたくない」「楽な方が良い」とう理由で裏側矯正もしくはインビザラインを選択される方が多いようです。以前よりは矯正治療も進歩していますから、「昔より楽」という意見をよく聞きます。

 

⇨インビザラインで再治療

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