こんにちは、まきの歯列矯正クリニック【千葉県】の院長の牧野です。

 

準備矯正(1期)治療の目的は、「前歯の噛み合わせを治す事」「永久歯が生えるスペース作り」になります。多くの場合は、治療開始から1年程度でその目標は達成してしまいます。通常はその後は、2〜3か月に一回の通院になる定期観察ステージに進みます。

 

この定期観察になる理由は、「混合歯列期後期」といって犬歯以降の乳歯が生え変わるため、その間を治療をせずに待機するためになります。この時期に入ると、一部の装置を除いて永久歯列が完成するまで、歯を動かすために積極的な矯正装置の使用はいたしません。準備矯正の積極的治療終了しマウスピースやプレート装置はそのまま装着できる限り使用します。

 

 

混合歯列期後期とは何歳からか?

一般的には下の犬歯は生えてきた時から後期と分類され平均は9-10歳です。歯並びの生え変わりは早い子と遅い子では4年近くはあります。女子の方が男子より1年程度生え替わりが早い傾向にあります。

 

ですから、同じ10歳でも、床矯正やトレーナーで準備矯正中のお子さん・3ヶ月に1回定期観察中のお子さん・ワイヤー装置がついた本格矯正中のお子さんと全てのパターンが考えられます。つまり、同級生が同じステージの治療段階とは限らないのです。

 

 

「横から歯が生えてきたけど大丈夫か?」

奥歯は乳歯より永久歯の方が幅が大きいため、普通に生えてきても、横から生えてきている様に感じます。しかし、多くの場合は、特に問題はありません。実際、真横に生えてくる事はあまりありませんので、少し待つと普通の歯並びの位置にきます。


ただし、銀歯や白い詰め物など
虫歯治療した経験のある乳歯は、詰め物は自然に溶けないため、永久歯が生えてきても抜けずに残ってしまう傾向にあります。この場合は後から生えてくる永久歯が生える邪魔になったり、膿が出る事もありますので、かかりつけ歯科医院での抜歯を推奨します。

 

 

現状よりもう少し歯並びを治したいという場合は・・・

準備矯正治療の仕上がりというのは、歯科検診でチェックが入らない程度の70点を目標にしております。「もう少し歯を並べたい」「前歯を後ろに下げたい」「八重歯になっている」などに関しては、永久歯列完成後の本格矯正治療にてワイヤーを使用して治療を再契約のもと継続する事が望ましいと言えます。

 

なお本格矯正は少し期間を開けてからスタートする事も可能です。後で本格矯正治療をご希望の場合は10代であれば準備矯正治療費を引いた差額での費用で行う事はできます。ただし成人以降の場合は通常の費用をいただきます。12歳臼歯のはさみ状咬合といって、奥歯の噛み合わせあすれ違いがある場合は、そのまま2段階目の本格矯正を推奨します。

 

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