こんにちは。まきの歯列矯正クリニック(千葉県)院長の牧野です。

 

当院は6年目に入り、治療後のメンテナンスを終了した患者さんも増えてきました。メンテナンスは保定期間と呼び、世界基準で2年間という期間が一般的です。大体、2年間で計7回の通院になります。もちろんその後も、希望されれば1年に1回程度の通院も可能です。多くの方がその後も通ってくれいます。

 

 

保定期間は何をするのか?

この期間で行う事は以下の4つになります。現在は、治療終了から2回目から4,000+taxの処置料をいただいております。

 

1)歯列の確認

治療終了時の写真などを参考に「変化がないか」をチェックします。毎日使用している歯並びが治療後、全く動かず安定しているというのはありえませんので、微細な変化を見つけます。もちろん、一般的な虫歯や歯周病の発見も行います。

 

2)後戻りの予防

思春期の下顎を中心とした成長、前歯の歯並びを崩す横に向いている親知らず、歯を支える歯茎にダメージを与える歯周病、前歯の噛み合わせを悪くする口呼吸や低位舌など悪習癖など、歯並びを悪くする要因を早期発見し、改善アドバイスを行っていきます。

 

3)リテーナーの調整

基本的には取り外し式リテーナーは永遠に使ってもらいたいところです。毎回、お持ちいただいてワイヤー部の調整を行います。固定式にリテーナーの方は、接着が弱まり歯面から外れている事もありますので、再接着を行う事があります。クリアマウスピース型の場合は、疲労による寿命がありますので再作成が必要か確認します。

 

4)クリーニング

矯正治療の際の接着剤の残りなどがある場合は除去します。固定式リテーナーが接着している場合は、歯石がつきやすいためスケーリングという処置を行います。その後、歯列全周にわたって、専用のブラシで着色なども取りながら、キレイに磨き上げていきます。

 

保定期間は通院した方が良い

実は、このメンテナンス2年間期間には治療保証もついています。治療後も計画通り通院している事が条件になりますが、後戻りの再治療を通院毎の処置料(4,000+tax)のみで行う事ができます。現にリテーナー使用不足によるスペースの開きや、舌の癖などによる開咬の再発が起き、再治療を行ったケースもあります。

 

リテーナーの使用不足というのは結構ある事です。残念ながら全ての患者さんが治療後に自制管理して毎日リテーナーを使用してくれる訳ではありません。メンテナンスの通院時にリテーナーを忘れて来られる方は、使用時間が少ない傾向にあります(本来なら最初は外出時もずっと装着していなくてはならないはずなので…)。

 

「あんまりリテーナーを使っていないから怒らそうで行きたくないな…」なんて事もあるとは思いますが、通院する事で使用のモチベーションも上がりますから、必ず保定期間は通院しましょう。

 

⇨リテーナーとは