こんにちは。まきの歯列矯正クリニック院長の牧野です。

春から治療を始めた方の中で、矯正治療の5月病になっている方はいませんか?15歳以上の患者さんには一般的には治療期間は平均2年とお話しております。

 

「あ〜、、、まだ1か月しか経っていないのか」

という気分になる頃かと思います。

 

それでもワイヤー矯正の場合は前歯が先に並びますので治療へのモチベーションは高めです。ところが、マウスピース型のインビザラインの場合は、先に奥歯を動かす事が多く、見える前歯が並ぶのはステージの最終段階になります。目に見えて変化が見えないと、モチベーションが段々下がってきます。

 

かといって、インビザラインによる矯正治療が時間がかかるというわけではないのです。ワイヤー矯正とマウスピース矯正、治り方が異なるのです。

 

インビザライン・治療方針

 

インビザラインとワイヤー矯正はどちらが早いのか?

これは、ケースバイケースです。従来型のワイヤー矯正が早いパターンもあれば、マウスピース矯正が早いパターンもあります。一概にどちらが早いとは言えません。これは、治療期間は装置の選択で決まるのではなく、治療方針で決まるからです。
インビザラインは歯根の移動量が多いケースはやや不得意としています。歯列を上から被せるマウスピース装置は、歯の頭の部分(歯冠)を倒して動かせるのは得意なのですが、歯の根っこの部分(歯根)を動かすのはあまり得意ではありません。

ですから、歯根をあまり動かさなくても良い治療方針の場合は、インビザラインの方がワイヤー矯正よりも早く終わる事多いと言えます。逆に、歯根を大きく動かす必要がある治療方針の場合は、ワイヤー矯正の方が強い力をかける事ができるので治療が早いと言えます。

 

インビザラインの非適応症⇨http://makino-ortho.com/archives/2858

 

結局、治療を早く終わりにするには、「治療方針⇨装置選択」の順で決めていき、適切な治療装置を選ぶ事が大切という事です。

 

また、インビザラインはカスタムメイド型矯正装置のため、装置作成に時間がかかります。ですから、治療開始までもお時間を要します。これは裏側矯正治療も一緒です。その点、表側のワイヤー矯正は有利です。治療までのロス時間が少ないと言えます。

 

⇨治療方法については