こんにちは。まきの歯列矯正クリニック(千葉県)院長の牧野です。

 

多くのお子さんと保護者様はワイヤー矯正治療はやりたくありません。それは「痛い」「長い」「見える」「費用がかかる」…など理由はいっぱいあります。ですから、できるだけ1段階目の治療である準備矯正だけの治療終了を望んでいます。矯正医も早く治してあげたいし、1段階目で治療が終わればみんなハッピーというわけです。

 

小児矯正で終わりにしたい。

 

ところが、そうはいきません。これは1段階目の治療だけでは歯並びの「合格点」までしか行かないからです。この合格点には、保護者様との間に捉え方の相違があると言えます。

 

準備矯正治療でできる事としては主に2つです。「前歯の噛み合わせを良くすること」と「永久歯の生えるスペースを作ってあげること」です。その結果、前歯が自然にきれいに並ぶ事を期待します。ですから小児期から時間をかけてワイヤー矯正装置を使って積極的には並べません。

 

小児矯正でできる事・できな事

 

例えば「出っ歯」や「受け口」といった症状が単体だけであれば1段階目のみで治療が終わる可能性が高いのです。それに対して、個々の歯のねじれやスペース不足が著しく「八重歯」になるケースは、準備段階の治療では限界があり2段階目が必要になります。さらに、口元を下げたいなどの希望がある場合は小臼歯抜歯による本格矯正を行います。

 

つまり1段階目では前歯の細かい歯並びは積極的には治せないという治療方針です。ここに保護者様との理解の相違が生まれ、セカンドオピニオンで来院される方も多いと言えます。

 

1段階目で終わる割合は?

初診相談の際にあるご質問として、「どれくらいの方が本格矯正治療を行っているのか?」というのがあります。これには小学生のまだ乳歯が残っている状態でご相談されたお子さんの約50%が1段階目で終了し、もう50%は2段階目のワイヤー矯正である本格矯正を行っていますと説明しております。

 

小児矯正の契約パターン

 

この2段階目まで進むケースにも3つの契約パターンに分かれています。

A.1段階目終了後に再診断をして相談をして2段階目に進むパターン

B.1段階目の開始時点で2段階目まで行う契約のパターン

C.1段階目は治療介入せず2段階目から矯正をスタートするパターン

 

この中では当院はBとCが多いと言えます。Aの1段階・2段階と2回契約をするパターンは10%程度です。つまりほとんど方が、初診相談の時点で将来2段階目が必要であるかないかを予測する事ができるという事です。多くの2段階目がほぼ必要なケースは準備矯正契約はしません。

※この方針は当院の方針であり、歯科医院によって様々です。

 

初診の無料相談ではお写真を撮って詳しく解説します。気になる方は是非一度相談を。

 

⇨準備矯正治療の症例