こんにちは。まきの歯列矯正クリニック院長の牧野です。

「矯正治療はお金も時間もかかるので願わくば小児矯正治療で終われれば・・・」

という保護者様のご質問は、当院だけでなくどこの初診相談でもよくあります。

で、色々と矯正歯科をまわってみたのですが、

「小児矯正で終われるかもしれないし、もしかしたら本格矯正治療が必要かも」

と説明され、結局よくわからないというパターンが多いようです。

 

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小児矯正治療のみで終えられる条件

当院では小学校低学年からスタートしたお子さんの2段階目の本格矯正に進まれる率は 50%程度です。これには治療開始時期歯並びの種類完成度の希望がポイントになります。この条件を詳しく解説していきたいと思います。

 

1.下の乳犬歯が生え変わっていない。

乳犬歯は数えて3番目の歯です。この歯が抜けると「交換期」といって2年くらいかけて計12本横の歯の生え変わりが始まります。乳犬歯が抜ける平均的時期としては前後2年の個人差がありますが10歳程度が一般的です。また、あまりにスペース不足が著しく早めに乳犬歯が脱落してしまう事もあります。この場合は将来的な抜歯も併用した本格矯正が必要です。

 

ですから平均的な小児矯正の相談時期は上の前歯が生えてきた直後がベターです。

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2.スペース不足のよる前歯のでこぼこが軽度。

歯が大きかったり顎が小さいとスペース不足が生じます。このような状態で前歯が生え変わるとでこぼこが生まれます。このスペース不足が歯のサイズ半分以上を超えてしまうと本格矯正治療が必要になる事が多いです。そして、このようなケースは後から後から大きい歯が生えてきますから、一時的なスペース作りをしても追いつかない傾向にあります。

 

逆に「出っ歯」や「受け口」だけであれば、小児矯正のみで終わる可能性が高くなります。そこにスペース不足が加わると本格矯正の必要性が一気に高まります。

小児矯正で終了するには

3.保護者様の希望が高くない。

小児矯正には限界があります。それは期間、使える装置、治療への協力性など色々と制限があるからです。ピシッとそろった歯並びを目指したい場合は本格矯正をせずに完成さるには不可能です。

 

ですから当院ではこどもの矯正を「小児矯正」ではなく「準備矯正」と呼びます。あくまで本格矯正の準備と捉えて下さい。けして早く終わる費用が安いプランというわけではありません。

 

 

↓準備矯正で終えられるケースなのかは一度、「無料相談」をお受けいただくとわかります。

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