こんにちは。まきの歯列矯正クリニック院長の牧野です。

学校歯科検診の季節になりました。今月は当院にも「学校検診でチェックがついた」という事で初診相談に来られる小学生の方が多かったです。歯並びの種類としては、以前は「受け口」や「前歯の歯並び」が中心でした。しかし、最近は「出っ歯」が増加してきたと感じます。

 

「出っ歯」というのは、「上顎前突」と呼び、上の前歯と下の前歯の隙間が横方向に8mm以上ある状態です。上顎前突の症状はいうと前歯が出ているので口が閉じずらく、前歯で噛む事ができません。原因には元々の遺伝的な骨格より、「口呼吸」や「低位舌」といった普段の生活習慣の方が影響している事が多いです。

 

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上顎前突は気が付きずらい


上顎前突はには、前歯に目立つ乱杭いなどが少ない事も多く、検診でチェックが入っても保護者の方が何が問題なのか、気がつかない事も多いようです。しかし、機能的には前歯で噛めないため咀嚼能率が悪く、食事の際にチェックしてみると硬い肉などが食べられないなどの症状があります。また、常に口が開いているため口呼吸により免疫力が低下します。男の子の場合、運動中に出ている前歯をぶつけてしまい折ってしまう事も多いです。

 

見た目より機能的な問題が強い上顎前突は、お子さんに健康に成長してもらうため、2段階矯正治療で準備矯正治療からスタートした方が良いと言えます。当院では1段階目として小学生の時期はプレオルソ・ヘッドギアなどの在宅時使用の矯正装置を使用していきます。

 

学校検診で歯並び・噛み合わせにチェックが入りましたら、まず矯正歯科専門医院でご相談をしましょう。検診結果用紙の記入には費用はかかりません。

 

↓くわしく口呼吸について説明しています。

口呼吸と低位舌 – 千葉県船橋市・八千代市のマウスピース矯正歯科ガイド