こんにちは。まきの歯列矯正クリニック院長の牧野です。

 先日、小学校に歯科検診にいこうと身支度を整えていましたら、私の愛用しているスラックスの右前のポケットに穴が空いている事に気がつきました。早速、服のお直し店へ持っていったところ、なんと反対側もポケットも穴が空いている事が発覚!また直しに来るのも面倒なので結局2つポケットを取り返しました。

 

このスラックスは去年、裾の修理にも出したので、トータルすると修理費用でモトの値段を完全に上回ってしまいました。洋服のメンテナンスというのはお金がかかります。そう思うと「途中で買い換えてもよかったのかな」なんて思いますが、私は物を長く使うタイプなので綺麗にポケットが直ってとりあえず満足でした。

 

洋服の見える場所に部分的ダメージが見え始めたら、実は他にも様々なところにダメージがある事がって多いものですね。まさに氷山の一角!あとで請求書みてビックリする車の車検とかと一緒かもしれません。

f:id:makino-ortho:20160509120155j:plain 

 

部分的に悪い歯並びというのほとんどない


上の前歯に少しだけ歯並びの段差があり、その部分だけの部分矯正治療を希望される方は意外と多いです。これらのケースも実際、相談に来ていただくと様々な見えてなかった問題見えてくる事が多く、部分矯正治療の適応ではない事も多いようです。

 

「上の前歯のみ歯並びが悪い」という人はほとんど存在しないのです。よくある例を3つあげたいと思います。

 

1.上の歯だけ部分矯正して出ている前歯を引っ込めたい

出っ歯の方は通常、上下の前歯でしっかり物が噛めてなく、かみ合わせにも問題がある事が多いです。かみ合わせに問題があるという事は上下の歯に矯正装置をつけなくてはなりません。ですから、「出っ歯」も治したい方は基本的には上下顎本格矯正です。

 

2.奥歯のかみ合わせは気にしないので前歯の歯並びだけ治したい。

どうしても目に見える上の前歯の段差だけを治したい方は多いのですが、実は奥歯がしっかり噛んでいないケースも結構あります。上下の奥歯が浮いていたり、すれ違いになっている場合は上下顎本格矯正を行わないと歯の最終的な持ちは良くありません。奥歯は歯並びの屋台骨ですから、前歯だけ治してもしても結局は全て長持ちしません

 

3.深噛みといって、噛むと下の歯が見えない方の部分矯正。

あまり聞きなれない悪い歯並びの種類ですが、「深噛み」といって下の前歯が上の前歯の根元を噛んでいる噛み合わせの方は上下本格矯正です。これは、部分矯正治療にて上の歯並びを治したとしても、後戻りの防止用の細いワイヤーを後ろに装着できないため、治療の予後が非常に悪いです。このようなケースも上下顎本格矯正にて前歯のかみ合わせを治す必要があります。

 

上のパターンに当てはまらない方は部分矯正治療で大きな効果を得る事ができますが、ごく少数です。

 

またマウスピース型矯正治療装置のインビザラインなど場合は、全ての歯を覆って歯を動かしますから、基本的には部分矯正治療というパターンはないです。後戻りなどのケースに関してはインビザラインライトなどのプランをご利用下さい。

 

↓部分矯正の対応かわからいない場合はぜひご相談下さい。

部分矯正 | まきの歯列矯正クリニック