こんにちは。まきの歯列矯正クリニック(千葉県)院長の牧野です。

夜中「キリキリ」という音で目がさめると、隣で子供が大きい音で歯ぎしりをしていました。

 

この歯ぎしりの音は聞く方からすると決して気持ち良い音ではないですよね(ー ー;)。でも本人は気がつかないし、どうしようもないというところがあります。うちの子供は4歳でまだ全部乳歯ですし、私は気にせずそのままにしています。特にお子さんの歯ぎしりが気になり、心配になさる親御さんは多いのです。矯正相談に来られの内容が歯並びでなく「歯ぎしりを治したい」というのもあるくらいです。

 

歯ぎしりはどんな時に問題か?

この歯ぎしりは、そもそも有害なのかというところですが、歯ぎしりは大脳からの信号で無意識の動作です。一説には、脳がストレスを発散しているという研究結果もあります。

 

「歯ぎしり予防のマウスピースをしたら今度は肩こりがひどくなった」なんて事もあるようで常にどこかにストレスは発散されるようでもあります。ですから、必ずしも有害というわけではないようです。

 

ただしこれは健康なお口の中の場合です。弱っている状態で歯ぎしりをすると悪影響が生まれます。

 

弱っている歯に歯ぎしりは悪影響

 

歯ぎしりを地震に例えるとわかりやすいです。地震が起きた時、免震構造がしっかりしているビルなら大丈夫ですが、木造の築50年の家や、地盤が弱い場所に建っている建物の場合は倒壊の危険があります。

 

歯も一緒なんです。健康な歯で理想的な歯並びであれば問題はないのですが、歯周病や悪い歯並びに歯ぎしりが加わると、いっきに悪化してしまう可能性があるわけです。

 

特にお子さんの場合は、歯並びがポイントになります。

 

注意が必要な歯並びNo.1は「深噛み」である過蓋咬合です。最近は増えているのですが、見た目は一見悪くないので気がつかない事が多いです。下の前歯が上の歯茎を噛んでいる状態で、奥歯で噛むと上下の前歯がぶつかりません。この状態は奥歯に大きな負担がかかっており、これにさらに歯ぎしりの力がかかると、どんどん奥歯が削れていきます。

 

 

⇨「深噛み」は過蓋咬合といいます。